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役割能力要件表のつくり方
発行
日本生産性本部
著者
河合克彦/鴨川正次
出版年月
2018年4月
サイズ
A5判
ページ
230ページ
価格
3,000円(税別)

本書の内容

 人事制度の“核”になるのが、等級別の役割能力要件が一覧になった『役割能力要件表』です。
ここで言う等級とは役割、能力からなります。つまりその等級はどのような役割を果たすことが期待されているのか、どのような知識・技能力を修得し保有していることが要求されているのかを明確にする必要があります。この『役割能力要件表』に基づいて各社員の等級の格付けが決まります。
 中途入社社員の等級への格付けもこの『役割能力要件表』に基づいて行います。各人の業績は各人の組織内で期待される役割(職責)の実現度合い・達成度合いですので、業績評価項目やウエイトは『役割能力要件表』の中で展開されている役割をどの程度達成したかを把握するという観点から設定されます。能力評価は年1回行う知識・技能力能の棚卸です。その知識技能力評価の基準になるものが『役割能力要件表』の中で展開されている「必要とされる知識技能」ということになります。
 教育・研修体系を構築する基準となるものも『役割能力要件表』の中で展開されている「必要とされる知識技能」ということになります。等級が上がることを昇格といいますが、昇格も『役割能力要件』の「期待される役割」「必要とされる知識技能」が基準になります。
 このように『役割能力要件表』は人事制度の“核”であり、的確なものを作成することが重要になってきます。しかしこの『役割能力要件表』を作成するにはかなりの時間がとられます。人事制度構築のための時間の過半を『役割能力要件表』の作成に割いているのが現実です。なんとかこれを省力化し、手っ取り早く作り上げることはできないかということがかねてから課題となっていました。
本書はこのような要請に応えたものです。筆者のコンサルティング経験に基づいた事例をできる限り多く提示することにしました。それを使って手早く仕上げることができればこれにこしたことはありません。
たとえば、どこの会社にも総務・経理・人事部門はあります。そこで「期待される役割」や「必要とされる知識技能」は大体似たり寄ったりです。そうであるならばモデルをそっくりコピーして済ませれば良いです。多少その会社独自のものがあるので、それをアレンジすれば出来上がりということになります。
本書はそのような場合に参考となるディクショナリーです。そのように使っていただければ幸甚です。

本書の目次

はじめに
T 役割能力要件の考え方
   1  役割能力要件表
  2  業績評価との関連
  3  能力評価との関連
  4  能力開発システムとの関連
  5  個人目標制度との関連
  6  「期待される役割」と「必要とされる知識」との関係
  7  職掌別の役割能力要件の考え方
U 役割能力要件表の作り方
   1  構築のアウトライン
  2  ステップ1 等級のイメージを固める
  3  ステップ2 マトリックス表で全職掌共通のものを作る
  4  ステップ3 マトリックス表で職掌固有のものを作る
  5  ステップ4 マトリックス表で監督職、管理職、専門職のものを作る
  6  ステップ5 細部を検討・調整する
  7  ステップ6 役割能力要件表にコピーして完成させる
V 役割能力要件マトリックス表の記述例
  1 取り上げた職掌等について
  2  役割能力要件マトリックス表の活用について
  3  知識技能の具体的内容の展開
  4  全職掌共通のマトリックス表
  5  職掌固有のマトリックス表
  6  監督職、管理職、専門職、専任職のマトリックス表
W 役割能力要件表の記述例
   1  役割能力要件表を一覧化する
  2  役割能力要件表の記述例
巻末資料 別表・別紙・索引・参考文献・著者紹介
  
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